BBRK 01-08-13
ようやく、BBRK の新サイトへの本移行作業を開始。
ブラウザに表示される URLを見ればわかると思いますが、いまこの記事を読んでいるあなたは、気が付かないうちに新サーバにアクセスしているわけです(笑)
「あれ、いつのまに飛んだんだ?」と疑問に思う方もいるかもしれないので、参考までに解説しておきましょうかね。
ちょっと凝ったホームページを作ったことのある方ならご存じだと思いますが、htmlファイル以外にサーバ上に置くファイルとして .htaccess という特殊なファイルがあったりするのですあ、このファイル内に呪文を一行追加すると、アクセスしてきたブラウザに対し、別の場所を読むように指示を出させることができるのです。
追記したのは次の一行、
Redirect permanent /pete/bbrk/ http://www.petepete.net/bbrk/
これだけです。
良く参照させてもらっている ミケネコの htaccess リファレンス によると、移動元ページ側のアドレスはそのサーバ内の絶対パスで書く、つまり
Redirect permanent /~pete/bbrk/ http://www.petepete.net/bbrk/
のようにしろと書いてあるのですが、そう設定するとなぜか全く動きません(苦笑)
ミケネコさんのページは Apache 1.3向けなので AIRnetのサーバ(Apache/1.2.5)は仕様が違うのでしょうね。
ちなみに、このように .htaccess を設定すると、サーバが返すレスポンスは、
HTTP/1.1 301 Moved Permanently Date: Mon, 13 Aug 2001 01:05:35 GMT Server: Apache/1.2.5 Location: http://www.petepete.net/bbrk/ Connection: close Content-Type: text/html |
のようになり、これを受けたブラウザはアクセス先を http://www.petepete.net/bbrk/ に変更するわけです。
ちなみに、HTTPレスポンスをチェックするには、httpRequest が便利っす。
補足:
上記の設定を行うだけで、http://www.hk.airnet.ne.jp/pete/bbrk/ より下層のファイル・ディレクトリのURLを指定すると、それに相当する http://www.petepete.net/bbrk/ 以下の URLを返すようになります。
例: http://www.hk.airnet.ne.jp/pete/bbrk/asayan/ → http://www.petepete.net/bbrk/asayan/
さらに補足:
アクセスログマニアなら、こう設定した場合のリファラーがどうなるのかが気になるところでしょう(笑)
結論から言うと、旧ページへのアクセス元の URLが、リダイレクト先(新ページ)に送られます。これはサーバというよりブラウザ側の話だとは思いますが、NC4.7、IE5.01で調べたところ、こうなってました。
リダイレクトされた場合、旧ページのデータは全くブラウザでは表示していないわけですから、これは仕様としては妥当だとは思います…って、RFCあたりに規定されてたりするんですか?(苦笑)
追記(苦笑)
アクセスログを見ていて気が付いたんですが、PowerMac版の MSIE(サンプルは IE4.01、IE4.5、IE5.0、IE5.1b1)の場合、リファラーは上述のようにはならないようです。
なんかね〜、上で言う「旧ページのアドレス」を「移動先のサーバ」に送っちゃってるみたいよ〜。そんなデータ取ってもでんでん意味なしだがね。