BBRK 03-03-29
F212i 気になる仕様 
先日から使用している富士通製携帯 F212iについて気になった点を列挙してみます。
…って、文句があるならメーカーに言えよって感じですが(笑)
- キーロック関連
キーロックしていてもパワーオフ中に電源キーのみ効く。パワーオン中には一切のキーが効かないのに。勝手に電源が入らないようにするためにキーロックするんだと思うんですけど。
恐らく、キーロックしたことを忘れて電源を入れようとしてユーザーが戸惑わないようにするための配慮でしょう。
パワーオン中であれば、液晶に「ボタン操作無効」と表示されているので気がつきますが、パワーオフ中だと液晶は真っ
暗ですから。電源が入っていなくてもロック中であることがわかるように、例えばロックを示す赤色が視野に入るようにするなどの工夫で回避すべきですね。
- バックライト関連
バックライト常時消灯に設定していても iモードメールを受信したときやセンター問い合わせ終了後に点灯する。電源をオフからオンにしたときも点灯する。
回路構成上の都合なのかと思っていたらそうではない。というのも、ドライブモードにしておくと全く点灯しないのだな。
全くどういうソフトの作り方をしているんだか。ソフトウェアの構造化の悪さがうかがい知れるようですな(苦笑)
- キー配置関連
クリアキーと「↓」キーが近い。それゆえ、漢字変換するときなどによく間違ってクリアを押してしまう。
クリアキーはキャンセル動作も行うので、変換中に間違って押してしまうとかなりうっとうしい。
P210iでは離れたところで、かつ、他にキーのないところに配置されていたので、間違えて押すことはなかった。
- 日本語変換関連
よみと完全一致な単語だけを候補に出すのではなく、前方一致な単語まで候補に出してくるというのが迷惑このうえない。
辞書登録ができるんですが、キー入力を減らすために読みをひらがな一文字で登録しているんですな。「(笑)」なら「わ」のように。で、ひらがな一文字を入れて変換を押すと、過去に変換した単語のうち、そのひらがなから始まる語句がずらーっと候補に出てきて(*1)、こちらが出したいと思っている登録した単語が下のほうに行ってしまうんですな。これがえらい迷惑。
例えば、「(笑)」が出したくて「わ」と入れると「私は」とか「和田」とか「悪い」とかがでてきちゃうのです。それぞれ「わたしは」「わだ」「わるい」と読みを入れて変換したわけですが、頭文字が一致しているということで候補に出されてしてしまうんですな。
この大きなお世話機能ってオフにできないのかなぁ。
とまぁ、現時点で気になったところはこのくらいですね。
なお、2002-11製造の個体での症状です。これ以降にリリースされている端末では改善されているかもしれません…って、たぶん直ってないと思うなぁ。キー配置は変わりようがないですし(笑)、変換関連は意図してそういう仕様にしているんだろうし。
*1: メーカーではこの仕様を「頭出し予測変換」と呼んでいる。
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