BBRK 06-11-04


機内持ち込み制限を食らう(苦笑)  

いつからこのようなルールになったのかは不明ですが、カメラの三脚は縮長が 60cmを超えるものは航空機内持込禁止ということになったようです。
なったようです…というのは、昔はそれを意識する機会がなかったからでして、早い話が、手荷物の X線検査時にリュックに入れていた三脚について何も言われた記憶がなかったのですな。
それが最近、三脚を持っていることが分かると取り出すことを要求され、メジャーを当てて長さを測られるようになったのです。
普段は滅多に三脚を持って行かないのですが、ASH の発表会だけは特別(笑)でほぼ毎回持っていくのですが、今年の春の発表会で広島に行くときから長さを測られるようになったと記憶していますので、恐らく今年あたりから(?)、ルールが施行されたのではないかと推測しています。

ところで、今回、九州からの帰りは、JAL・ANA とも割引料金が設定されていないボッタクリ期間だったので(笑)、ものすごく久しぶりにスカイマークをチョイスしたのですな。
九州には、広島、小倉(笑)を経由して新幹線で入ったため、持参した DAIWA の VT-700 という比較的大きめの三脚(縮長64cm、重量1.9kg)を持って飛行機に乗るのはこれが初回だったのですな。

60cm超は機内持込 NGということをあらかじめ知っていたので、手荷物を預けようと、スカイマークの預かり所に持っていったんですね。
するとそこのおねぃさん、三脚ケースが小さめでジッパーが閉まりきらないことが気に入らなかったのか(苦笑)(*1)、「これは機内持ち込みできますよ」なんて言うじゃないですか。
「いや、60cmを超える三脚は持ち込み禁止だと思いますが…?」と返すと、隣のスタッフに確認に行き、大丈夫との返事。

はぁ?? スカイマークはルールが違うのか?? と勝手に納得して(できれば手荷物に預けたくないですもの。足手まといになりますからねぇ。乱暴に扱われて壊されるし。)、X線検査に進んだわけです。

すると、案の定、宍戸錠、森雪之丞(笑)、三脚の長さを測られ「機内には持ち込めませんのでお預かりいたします」と予想通りのお言葉を頂戴いたしました(苦笑)
そこですかさず、預かり所でのやり取りを説明すると、「あぁ、それはスカイマークの担当者が分かっていなかったのでしょう」と一蹴されて終了(苦笑)

やはり、スカイマークでもルールは同じだったようです。そりゃ、そーだ(苦笑)

その場で「機内持込制限品」という通常の手荷物預かりとは異なる扱いで回収されてしまいました(苦笑)

さて、このような預かり品は、羽田ではどのような形で返却してくれるのかとワクワクで手荷物受取所に行くと、なんと、機内持込制限品専用の返却カウンタがあるんですね。最近、手荷物を預けていないのででんでん知りませんでした。そこに、同じように持ち込みNGをくらったものが送られてくるようです。

待つこと数分、通常の預かり品の返却用ベルトコンベヤが動き始めたころ、NG品たちが専用の台車でカウンタに到着。すぐさま引き渡し開始。持込 NG品なんてものは数点しかないため、すぐさま受け取り完了。

いや〜、これはいいねぇ(笑)
まだかまだかとベルトコンベヤに自分の荷物が出てくるのを探さなくてもいいんですもの。これはとぉ〜ってもラクちん。この手は使える!!(爆)

*1: ケースから中身が出ないようにテープなどで補強しないといけないのが面倒だった模様。

+   +   +   +   +

というわけで、機内持ち込みできる手荷物の条件について webを調べてみました。
JALANA も詳細に書かれたページがなかったのにはビックリ(苦笑)
今回の当該航空会社である(笑)、スカイマーク のサイトの スカイマーク[手荷物について] にありました(苦笑)

それによると、2002年5月31日から航空法が改正され、凶器となり得る物品すべてに関して航空機内への持ち込みが禁止となったとのこと。
三脚は「刃物以外の凶器となり得る物」という分類に属し、「殴打することにより、凶器となり得る物」という品目として扱われ、その条件は「大型三脚(折り畳んだ状態で長さ60cmを超えるもの)」とあります。

ううむ、4年も前から施行されていたとはねぇ…(苦笑)。検査場でのチェックが最近になってマストになったんですかねぇ。


BBRK に戻る / BBRK 06-11-04 の全記事に戻る