BBRK 09-05-16


メモリーレコーディングユニット フィールドテスト  

[分類] ビデコ(笑)

ビデコ以外スルー推奨(苦笑)

SONY のメモリーレコーディングユニット HVR-MRC1K(以下 MRC1K)を購入したので、さっそく歌姫ライヴでフィールドテスト。
長尺イベント撮影後のワークフロー改善が目的で買ったわけですから、このようなイベントでテストしない手はないですな。

AG-DVC30 との組み合わせで使用
DVC30 は SD(標準解像度)専用ビデオカメラで DV出力のみ。
MRC1K のフォロー録画モードでも使えますが、DVテープのバックアップとして CF記録をしているのではないので(CF記録がメインでテープは CF入れ替え時のつなぎで使うだけ)MRC1K本体にあるボタンで録画開始/停止をマニュアル操作で行いました(セルフ録画)。

電池の持ちについて
まず、カメラ側の電池の持ちですが、テープに記録する動作が不要になるので、大幅に長持ちするんじゃないか…と勝手に予想していましたが、あまり変化はありませんでした(苦笑)
テープ記録していたときは 2時間半は余裕で持ちましたが、今回は 3時間強で電池切れになってます。
i.LINK 出力には意外にも電力を食うのか、はたまた、テープ記録はそれほど電力を食わないのか??

それはそうと回は、最後の出演者の最後の歌があと数十秒で終わるというタイミングでバッテリーダウンという痛恨な展開でした(苦笑)
あと数分持ってくれれば、電池1本で全編(*1)撮れたのになぁ…。

*1: イベント全編では3時間53分ですが、スタジオDIP の部分は撮っていないので(苦笑)

CFチェンジ時にテープでつなぐことで、理論上、何時間でも完全連続撮影が可能になるわけですが、そうなると今度はバッテリーの持ちがネックになるという新たな問題が浮上(苦笑)
容量の大きいバッテリーも検討しないとなぁ。

次に、MRC1K 側の電池の持ちですが、MRC1K の液晶表示によると、イベント終了時点での電池残量は半分ほど。
MRC1K の取説によると、今回使ったバッテリーでは 420分持つとあります。
バッテリーはインフォリチウムですが、MRC1K は残量時間表示機能に対応していないので、残量を分表示できず目安表示にすぎないので、このあとどのくらい持つのかは不明。
まぁ、同じ時間は持たないでしょうね。

まとめ
途中で(カメラ側が)バッテリー切れになった以外にトラブルはなく、いい感じ。
連続して撮れるのは精神的にかなりラク。

それでは最後に、今回の反省点を列挙して記事を締めますかね。

今回の反省点
MRC1K を固定する方法を考えていなかったため、急遽 ORC200 内の 100円ショップでベルクロテープを購入し、三脚の脚にくくりつけてなんとか場をしのぐことが出来た(苦笑)
次回までには三脚に固定するブラケットを購入しないとなぁ。

カメラ部のみの使用なら 4時間は楽勝かと思っていたが、電池の持ちはさほど変わらないことが判った。途中で電池を交換するか、もっと大容量のバッテリーを買うかしないといけない。

カメラにテープを入れた状態で撮影側にすると 録画PAUSEになり、そのまま 5分経つとオートパワーオフしてしまうので、今回はテープを入れずに撮影した。
この方法では、CFリレー時にテープを入れ、終わったらテープを抜くという作業が必要。
この作業は面倒だし、入れ替え時のガチャガチャ音が録画されるという問題もあるので、ドラム回転を止めるだけで電源までは切らないモードにカメラ側の設定を変える必要がある。
こんな細かい設定ができるのも業務用機ならでは。

使用機材
参考までに今回の使用機材をリストアップしておきます。

ビデオカメラAG-DVC30(Panasonic)
ビデオカメラ用バッテリーVW-VBD35(Panasonic)
三脚701HDV(manfrotto)+ カーボン 813EX(SLIK)
リモコンZC-3DV(Libec)
外部マイクECM-MSD1(SONY)
CF記録ユニットHVR-MRC1K(SONY)
CF記録ユニット用バッテリーNP-F570(SONY)
CFカードTS32GCF133(Transcend)


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