BBRK 14-12-12


バックアップ撮影  

[分類] ビデコ(笑)

はいはい、今回もビデコネタですよ〜、スルー推奨ですよ〜(爆)

今回はバックアップ撮影について、です。

Twitter(@BBRK_PETE)をフォローしていただいている方の中には読まれた方もいると思いますが、先日 Transcend社の SDカードへの信頼を大きく失う事案が発生し、それを発端としてフラッシュメモリー全体の信頼性について再考するに至ってしまい(苦笑)、それ以降、重要なビデオ撮影はバックアップ記録をするようになりました。

ビデオカメラ Canon XA20 には SDカードスロットが 2つ付いていて、撮影した映像を 2枚の SDカードに同じ内容で同時に記録することができます。このような冗長化をバックアップ記録と言います。
どちらかの SDカードに不具合があって、もし撮影した映像が壊れたりしたとしても他方の SDカードから壊れていない映像を取り出せるはず、という考え方です。
2枚のカードの同じ場所で映像が壊れる確率は非常に低いでしょうからね。

実際、映像ファイルが壊れる症状は、Panasonic AG-HMC45 で 1回(2013年のVQC)、Canon XA20 で 1回(前々回のユニバ)の 2回経験してます。
どちらも、カメラ側の不具合なのか、SDカード側の不具合なのかの切り分けは出来ていませんが、原因が後者であれば救えるであろう、というわけですな。
まぁ、Transcend の SDカードに限った話ではなく、フラッシュメモリーの物性上、どこのメーカーのものでも起きる可能性のある話です。
症状が発生したときのカードは、ひとつは Transcend ですが、もうひとつは Lexar ですから。
XA20 は Lexar のカードの動作保証をしていないので、そこに問題があったのかもしれません(苦笑)

そんな経験に加え、冒頭に書いたように、個人的にフラッシュメモリーの信頼性に疑問を感じていて、例えば、カード内の NANDの品質が悪いと、記録時におかしくなるだけでなく、読み出しでもおかしくなる可能性があるということを知ってしまったということもあり、こりゃぁもぅ、バックアップ記録しないわけにはいかんな〜ということを痛感しちゃったわけなんです。

で、ここからが本題なのですが(笑)、バックアップ記録すると、内容が同じ SDカードが 2枚ずつ出来あがるわけですが、いつも疑問に思うのが、2枚とも正しく記録されている/読み出せることを確認する機能が、なんでカメラ側にないのか? ということなんですね。

では、どうやって確認しているのか?
PCには SDカードスロットが 1つしかないので、次のようにやってます。

1. 「SDカードA」のファイルを PCの HDDの素材保管場所にコピーする。
2. バイナリ比較できるファイル比較ツールを使い、「SDカードB」の内容と PCにコピーしたものを比較する。
3. 比較して一致すれば問題なし。

「SDカードA」から PCにコピーするときの不具合(なんて起きるんですかね?)の検出も同時に出来ます。
ファイル比較ツールは Bn_Cmp を使ってます。

ちなみに、ファイル比較で差分が検出されたことはないですね、いまのところ。
もし差分が検出されたらどうするか…についての解は、PCにコピーしたものを編集で使ってみて、もし問題が発生したら、「SDカードB」から問題箇所が含まれるファイルをコピーする、とかかな〜と思ってます。

というわけで、安かろう悪かろうの SDカードを使っているひとは気をつけた方がいいですよ〜(苦笑)


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