BBRK 16-07-30


なにがキラチャレだ(笑)  

BBRK では何度も書いてきました、キラチャレとは「avex の avex による avex のためのコンテスト」である、と。

表向きは一般参加コンテストであり、公平な審査の末に入賞者が選ばれているような印象を作っていますが、ダンス部門については外部のジャッジを起用して公平な審査になっていると感じていますが、それ以外、特に歌部門については、avex が抱えている子に箔をつける(後日、○○コンテストで多くの中から選ばれた凄い子であることを宣伝トークに使う)ために審査では優先的に扱い、結果、入賞させているからです。
もちろん、それに相応しいパフォーマンスを持ち合わせているひとなら異論はありませんが、そうではないケースが少なくなく、参加者の親御さんから不満が噴出している話をよく耳にします(苦笑)

優勝すると、AGHD(エイベックス・グループ・ホールディングス:新人開発部門)の契約生となることが多いです。契約生になるとは avex に拘束されるということです。
しかし、優勝しても契約の話を蹴ったひともいます(爆)。avex も舐められたもんです(笑)
まぁ、最近のヒットチャートを賑わしている楽曲には avex 楽曲が少ないですからねぇ、これから音楽を生業にしていこうというひとには、avex が魅力的に映らないのは致し方ないところでしょう。

今回の歌部門とエンタメ部門の審査員は、AGHD名古屋の U氏と、同大阪の T氏。
歌のコンテストなはずなのに、明らかに容姿を優先した審査結果でした(苦笑)
容姿には恵まれていなくても、いい歌を歌っている子はいましたが、ことごとく選ばれていませんでしたね。
キラチャレの本来の目的はタレント候補者やデビュー予備軍を選ぶことではないという認識でしたが、実際はそうではないようです。

そんなキラチャレですが…。
上述したようにダンス部門については、ジャッジが妥当な根拠をもとに審査結果を出していると感じられますので、本気でトライする価値はあると思います。
それ以外の部門については、コンテスト出場という実践を通じて舞台度胸を付ける、ただそれだけの目的に利用するのであればオススメします。
でも、審査結果に公平さはありませんので、それについて、一切疑問を感じない/一切文句を言わない、というのが受けるに当たってのお約束です(笑)

表向きは、夏休みに子供たちにチャレンジさせる社会貢献活動のようですが、実はそうではない。
一般参加者からはフェアじゃないとクレームが来てもおかしくないことを、平然と何年にもわたりやっているということです。

毎年思うんですよね、なにが「チャレンジすること、それが大事」なんだか(呆)


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