BBRK 16-12-04


Canon XA30 購入  

Canon の 業務用デジタルビデオカメラ XA30 です。4K でも 8K でもないですよ、2K です(笑)

11/18 に 機材屋(通販)で購入。価格は \164160(税込)。
なんと、ハンドルユニット(HDU-1)付きでこの値段です!! 他店舗なんて全く目に入らず即決!!(笑)

では、Canon XA20 から XA30 に変えての感想を少し(笑)

撮像素子の感度改善 3dB(XA20比)は確かに感じられますね。
まぁでも、そもそもとして、このくらいの感度を持ち合わせているのが普通なんじゃないの? という感想ではあります。
SSW(シンガーソングライター)系のライブは照明が暗めなことが多いので、まだまだ十分な感度ではない、というのが正直なところ。

新記録モードということで、「高輝度優先」と「Wide DR」というモードが追加になっていますが、私の撮影ケースでは、役立ちそうにないので、試してすらいないです(笑)

さて、性能向上や機能アップについてはこれくらいにして、一方で劣化した点と言えば、有機ELモニターです。
発色に大問題アリです!! 暗部にマゼンタが盛大に乗ります。
輝度の中間から高い部分は、そこまで乗っていないのと、メニューにある有機ELカラーバランスで調整すれば、まぁまぁのレベルまで直せるので問題はないです。
しかし、暗部にガッツリと被ったマゼンタは妥協できるまでに取り除くことはできませんでした。暗部が良くなるまで調整すると、他の輝度部分のカラーバランスが崩れてしまうんですな。
有機ELカラーバランスの調整項目が例えば、ブラック・グレー・ホワイトのように、輝度帯域別に調整できるようになっていればいいのですが、そんな機能にはなっていません。
実は、XA20 でも全輝度帯域に若干は被っていて、有機ELカラーバランスを使って調整し、許容レベルまでもっていけたのですが、XA30 では全くもって無理ですね。
有機ELモニターのデバイスが変わったんでしょうな。

で、マゼンタ被りの程度があまりにも酷いので、最初は個体の不具合かと思い、購入店に相談したところ、このお店がとても良心的な店で、これで確認してくださいと、そのお店の店頭展示品をわざわざ送っていただきました(貸し出しですよ)。
特機の専門店は、こういうとき対応が速いですね。
届いた XA30 で確認してみたところ、私のものとは製造年が違えばシリアル番号もかなり違うのでロットは違うと思うのですが、若干の差はあれど同じ傾向でしたので、この症状は製品全体の問題であると認識をあらたにし、良品と交換することから、これを使いこなす方針に舵を切ることにしました(笑)
つまり、撮影時に暗部の色を確認することはやめる、ということです(爆)

ちなみに、販売店の人によると、同様のクレームは来ていないとのこと。
「こんなに色被ってるのにホントかよー!!」と、個人的には思いましたが、このカメラはポジション的に、映像を創る人が使うカメラではないので、大概のユーザーはフルオートでしか使っておらず、誰も気にしていないのかも? なんて思ったりしましたよ(苦笑)

あっ、念のために言っておくと、モニターの色がおかしいだけで、撮影されたものの色はおかしくないです。


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