BBRK 18-01-10
[分類] PCネタ
冬休み…つまり時間が取れるようになると、何かしら普段は出来ないことをしたくなるというもの(笑)
そうだ、京都に…は行かないで(笑)、ウチのメイン PC を更新しよう、と一念発起。
前回の大規模更新が 2015年3月なので 3年近く経ってるし、減価償却してるよな〜と(笑)
今回の更新を端的に言うと、Core i7 4790 → Core i7 8700K です。
スペックで言うと、3.6GHz(TB 4.0GHz) x4コア → 3.7GHz(TB 4.7GHz) x6コア ですな。
動画のエンコード速度のスピードアップを狙うべく、コア数の多い CPU に変更したということです。
CPUを変更すると、M/B も DDR も、そして、クリーンインストールするついでに SSD も…と、更新アイテムが増えてしまいました(苦笑)
交換したパーツのお値段は合計で \99099(消費税込)。こんなに掛ける気はなかったんですがねぇ(笑)
その他のパーツの詳細については、使用機材の紹介 をご参照ください。
さてさて、では次に、皆さんが気になっていると思われる「CPU を変えることでどのくらい速くなったのか?」について書いてみますかね。
使用ソフトは TAW6(TMPGEnc Authoring Works 6)です。
サンプルは昨年 12/16 に開催されたセルシーのコンテスト全編のブルーレイ完パケ(尺:2時間33分19秒、完成サイズ:21.6GB)で、オーサリングするのに要した時間で比較してみます。
なお 4790、8700K どちらもクロックは定格で、OC していません。
とても遅い | とても速い | |
---|---|---|
Core i7 4790 | 16時間47分23秒 | 3時間07分15秒 |
Core i7 8700K | 10時間10分23秒 | 2時間40分23秒 |
時間短縮率 | -39.4% | -14.3% |
「とても遅い」、「とても速い」は TAW6 の出力パフォーマンス設定の 7つある選択肢の中の両極端 2つ。
速度と映像の画質はトレードオフの関係にありまして、その中からちょうど良いバランスを目的に応じて選べるようになっています。
興味深いのは、エンコードに時間を掛けない処理の場合は、時間差があまり出ないということです。
理にかなっている結果ですな。実際、「とても速い」時の CPU負荷は軽いです。
※厳密に言うと、メモリが 8GBから 16GBに増えているので、その恩恵も多少はあるとは思いますが、CPU の変更ほどには効いていないと考えています。
結論としては、これだけ速くなれば投資のしがいがあったというもので、大変満足であります(笑)