BBRK 19-01-14


Zoom H5のLINE OUTは逆相(驚)  

[分類] ビデコ(笑)

Zoom ともあろうものが、この体たらくぶりにビックリ(苦笑)

Zoom H5 で SDカードにある音声ファイル(確認したのは WAVのみ)を再生すると、LINE OUTから逆相で出力されるという不具合を発見!!
音声ファイル再生時だけでなく、H5のマイクから拾った音のモニター時も逆相で出力されてます。まさか意図した仕様じゃないですよねぇ?
ソフトだけで修正できるのかハード変更しないと直せないのか不明ですが、おそらく後者でしょうから、これを仕様として受け入れるしかなさそうですね〜。

こんな方法で確認しました。
WaveGene のゲート機能を使って、特殊な音声ファイルを作成。それを SDカードに入れて H5で再生。
LINE OUTをビデオカメラ Canon XA30 の LINE INに入れて録音(録画)し、録画した動画ファイルから音声を取り出して比較。
それが こちらの画像。上が WaveGeneで作ったファイルで、下が LINE OUTを録音したもの。
位相が逆になってます。通常の正弦波だと逆相となっていることが判りにくいので、こんな波形で実験してます。

ちなみに、H5のヘッドホン出力も逆相かどうかは未確認。H5のヘッドホン出力をビデオカメラに入れることは私はしないので確認する意味がないためやりませ〜ん(笑)

調べるきっかけとなったのが、EDIUSのタイムラインに、ビデオカメラで撮った素材(音声には H5の LINE OUTを入力)と H5内部で録音したものを並べ、1フレーム以内のズレに時間軸を合わせたときに、ミックスされた音が「ボーカルキャンセラが効いているような音」だったので気付きました。こりゃ逆相っぽいな、と。
普通は、非常に短い時間のズレによって、フランジャーやディレイが掛かっているように聞こえるのです。

イベント全体を収録するような場合は H5で録音した素材を使えば良いので無問題です。
「aaa Vocal Try Stage」のように休憩が頻繁に入り何度も録画停止が入るようなイベントの場合は、映像に別録音素材を合わせるのが面倒なので、ビデオカメラに入力した音声をそのまま使っちゃうので問題となります(苦笑)
EDIUSには音声の位相を反転する機能はないので、正相に戻すのはちょっと面倒ですね。
とはいえ、(両chとも)逆相になっていることが、そんなに問題なのか? という話もあります(笑)。絶対に判らんと思います(爆)

実は XA30 がおかしいのでは? と思うひともいるかもしれませんが、TASCAM DR-07mkII では逆相になることはなかったので H5 に問題ありと考えています。


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