[ 入口へ戻る ]   [ メールはこちらへ ]   [ 月別表示 ]   [ 年別インデックス ]

イベントでんがな - 2004年10月

04-10-10(日)

LUCIDO-L「4つの質感キャンペーン in SHIBUYA

[出演] B.B.WAVES(中村彩香、増永あゆみ、山野美保、依岡亜弥)
[会場] 渋谷109前 特設ステージ(11:29-11:52)

TV CMに 安室奈美恵 を起用している LUCIDO-L の「4つの質感キャンペーン in SHIBUYA」というキャンペーンイベント。「4つの質感」をイメージしたという 4人のダンサーがイベントに華を添えるという企画。これに、安室奈美恵を輩出した沖縄アクターズスクール(OAS)大阪校の B.B.WAVES のメンバー4名(中村彩香、増永あゆみ、山野美保、依岡亜弥)が起用され出演。
司会者によると、このユニットは「ソナル」(正式表記不明)というユニット名らしい。
規制関係は何もなし。ヲタ客は 2名。

司会者と商品についてのトークをはさみつつダンスパフォーマンスを披露。歌はナシ。ブリトニー・スピアーズなどの 3曲に加え、安室奈美恵の新曲「the SPEED STAR」をバックにダンスを披露。
OAS のダンスって特徴あるなぁと、見るたびに思う。見ている人にスピード感を強く感じさせるような振り付けが多い。そして表情は喜怒哀楽を強く表現し見ている人を圧倒する。さらにこれに独特の歌唱が加わるといわゆる「アクターズ系」パフォーマンスとなる(笑)
客席(といっても座席があるわけではないが)最前を OASのメンバー(CEATECに出演していた Swwet Bitter と思われる)が占拠し盛り上がっていた(笑)


りんご娘.をかごむ(囲む)会 平成十六年 秋

[出演] りんご娘.(金星、ジョナゴールド、レッドゴールド)
[会場] 六本木 BACK STAGE(14:42-16:15)

りんご娘.5年の歴史にして初めての東京ライブ。しかもワンマン。
ご当地アイドルというものが今日ほどにクローズアップされる 2年くらい前から公式サイトで情報を得てはイベントを見たいと思っていたが、なかなか活動が少なくしばらくはその願いも叶えられなかったが、去年ごろから急に活動が活発化し、何度か弘前まで足を伸ばしてきた。
そして今日は東京の六本木でライブ。こんな手軽に見ることができるなんて、いい時代になったもんだ…(遠い目)。

六本木にあるライブハウスというと、PIT INN とか Y2K とか morph-tokyo ぐらいで BACK STAGE というハコは初めて。とにかく狭い。「歌姫伝説」というイベントでよく使っていた 六本木PAO くらい(笑)。40人も入れば満員御礼といったハコ。あ、PAOはもっと広かったかも(笑)

規制関係は撮影禁止、録音禁止。
ヲタ客15名、そのうち関東のヲタは半分くらい。ヲタ客と関係者客で満員なのに、取材が 5〜6人も入って超満員。
週刊朝日」の取材だそうで、10/19発売の号のグラビアに掲載されるそうな。

セットリスト

第一部
M01.ADD
MC タイトルコール〜自己紹介
M02.エアポート
MC 東京へ向かうバスの中でのエピソード
M03.バスターミナル
MC お題「冬と言ったら何を思い出す?」
M04.プラネタリウム
MC 「YOU」を歌い忘れたので次に歌います
M05.YOU

休憩 8分
衣装チェンジ

第二部
M06.リンゴの唄
MC 津軽弁講座
M07.LOVE&SOLDIER
MC お客さん暗いですよ、テンション上げてください
M08.雪のブルース
MC 配布したリンゴは台風のせいで傷ついてますが味は保証します。リンゴは生で食べるのもいいですが、これからの季節温かく食べるのも美味しいですよ〜
M09.焼きりんご
MC バンド紹介
M10.Fly High

アンコール
MC 「六本木と言うと何を思い出す?」「ヒルズ!!」
M11.六本木心中(アン・ルイス)
M12.りんごのキモチ

M11を除き、全てオリジナル曲。
M1はアカペラ。M2〜M5は GとKeyの伴奏。M6以降はバックバンド(ケノシル)の伴奏。
進行表上は M3で「YOU」を歌う予定だった模様。
バックバンド「ケノシル」: G + B + Dr + Key。Dr と Key はサポートメンバー。

+   +   +   +   +

りんご娘.を見るのは 1/04に弘前で行われたコンサート以来なので 9ヶ月ぶりということになる。その間にメンバー卒業や新メンバー加入など紆余曲折を経て現在の 3名(金星、ジョナゴールド、レッドゴールド)に落ち着いた。
見ていて思ったのが、ジョナゴールドの出番が多くなったということ。前回のときは 5人で今回は 3人と、人数が減ったのだからフィーチャーされる機会が増えるのは当然なのだが、自己主張のあまり強くないメンバーの中にあって比較的主張の強そうな彼女が自然と目立ってしまうことも、そう感じさせているのだろう。MCでもリードを取っていたし。
それゆえ、最近になってりんご娘.を知った人には「ジョナゴールドと愉快な仲間たち」のように認識されてしまうのかもしれないなぁとも思った。
まぁ、若くてキャピキャピ(←死語既に埋葬済)したコがお姉さんを食うという構図は微笑ましく許されるものなので、これはこれでいいのだろう(笑)
しっかし、ジョナゴールドってあんなにハスキーな声だったっけ? 声優系ちっくな作ったような声だったと記憶していたのだが、単なる思い違い?(笑)

さて、新メンバー「レッドゴールド」だが、とにかく印象が薄い。他の二人に比べルックスにクセがなくごくごく普通で印象に残りにくい。MCやステージングで他のメンバー以上に頑張らないとグループとしてのバランスが取れず 2人の足を引っ張ることにもなりかねない。まだステージ経験が少ないためか自信なさげにやっている部分もあって、それも印象を薄める要因になっている。次回見るときには克服されていることを切に願う。

正月のコンサートでは、メンバーの MCや歌唱表現に演出過剰感が濃く、私の口には合わないなぁという印象を受けたことを記憶しているが、今回のステージでは素に近いナチュラルな表現に変わっていたことに好感が持てた。
抜けたメンバー(敢えて名前は書かないっすよ(苦笑))がその濃い表現の中心的存在だったのだが、それが消えただけでこれだけ変わるとは…(苦笑)
表現がナチュラルなのはいいが、進行はややグダグダで、これは「りんご娘.をかごむ会」のコンセプトなのか? とも思ったが、オープンな場所での普通のイベントでもこんな感じらしい。この点については、改善を望みたい。進行や歌はきっちり、MCでハメを外す…というメリハリが客を飽きさせないし、出演者にもいい効果をもたらすと思う。

ライブ終了後、エレベーターホールで本人たちによる CD即売会が行われた。
りんご娘.が CMに出演したという(笑)、白神観光バス の小型バスをチャーターして、東京-弘前を往復した模様。

りんご娘.はオリジナル曲に佳曲が多く、生バンド演奏でその良さがさらに引き立っていた。歌手にとっていい曲を持っているということは財産だよなぁ。
いろいろ文句を書いているが(苦笑)、歌の実力は確実に成長しているし、なかなか楽しませてもらった。
半年後くらいにまた見てみたいと思う。そんな先かよ〜(笑)


[End of Page]