BBRK 99-07-24


「Fresh Music」音悪すぎ(泣)  

ボディーがチープならパッケージもとってもチープ。ローテク電子機器向けパッケージ(って何?)です(笑)
普段着的な衣装の中国系女の子が、首から本機をぶら下げているというパッケージは、なかなかオリエンタルムードを醸し出していて、そういう方面に郷愁を感じるひとにはたまらないでしょう(ほんとか(笑))。ちなみにそのコはパっと見で川村一穂ふう(笑)

パッケージには、「Fresh Music」本体の他に PCカードアダプターも封入されてます。本体にはメモリーが全く内蔵されていなくて、すべてのデータは差し替えられるコンパクトフラッシュに入れます。このプレーヤは他の MP3プレーヤと違って、フラッシュカードのフォーマットが独自仕様ではなく、DOSの FATフォーマットを採用しているんです。ということは、MP3のデータを PCのカードスロットに差して転送できるんですね。そんなの当たり前そうに思えますが、他の多くのプレイヤーでは、フラッシュメモリーは単なる増設メモりという位置づけで独自のフォーマットであるため、PC上で MP3データを転送するということは出来ないんです。これが、「Fresh Music」の最大の特徴でありメリットなわけです。

これを知って、をを〜! これっきゃないじゃ〜ん! と思ったら通販で即発注。そのあとに調査開始(笑)という手順で情報を仕入れていったんですが、どうやら音が悪いらしい。まぁ、なんとかなるだろうと思って到着を待っていたのでした。

早速、エンコーダ(8hz-mp3)をインターネットからダウンロードしてきて MP3ファイルを作って聴いてみました。
いや〜、音が音がとにかくとにかく悪いです(泣)。「ヘッドホンステレオ」として満足できる最低ラインを大きく下回っています。
MP3自体、パソコンで聞いてても、CDクオリティーと言われている 128kbpsというデータレートでさえ、私にはでんでん CDクオリティーだとは思えない音の悪さなんですが、このプレーヤで聴くと、オーディオ回路が悪いんだかデコードの信号処理が悪いのかはわかりませんが、ど〜しよ〜もなくひどい音になります。中高域以上の音がかなり削られていますし残留ノイズもあります。それも一般的な「シャー」系ノイズではなく、ジリジリ言ってるタイプです。GND のパターンニングが良くないんだろうなぁ。

まぁ、電車の中など周りがうるさいところではこのノイズはあまり気にならないとは思いますし、マスキング効果によって曲間など音のレベルの低いところ以外では気が付きませんので、残留ノイズについては、耐えられなくてしょ〜がないということはないのですが、出ている音のほうの悪さには耐えられないものがあります。
改造して f特を補正したりすれば改善されるかもしれません。でも f特が良くなったとしても、音のキレの悪さなんかは直らないでしょうね。

その他気がついた点

銘板には、
MP-2000
PALM HELD PLAYER
NTK COMPUTER INC.
Made in TAIWAN
とある。

ちなみに、MP3 TIDALWAVE記事によると、
ポータブルプレーヤーの中でもっとも音の悪い製品と言い切ることが出来ると判断した。
とのこと (^_^;;

ま、近いうちに手放すことになるでしょうね(爆)。Rio500予約すっか(笑)


BBRK に戻る