BBRK 03-10-18


HP200LX → SL-C750、データベース編  

あと一週間ほどで仕事が落ち着きそうです。思うように BBRK の更新ができないので、ネタも溜りまくりですが(笑)、それ以上にストレスが溜りまくってます(苦笑)

そんな忙しい中、ハマっているのが HP200LXから SL-C750への移行作業。
10/04に購入してからもう 2週間も経っているというのに、移行作業はロクに進んでいません(苦笑)

移行にあたり、一番の問題となりそうなのがデータベースソフトなんですな。スケジュール管理・アドレス帳・メモ・テキストエディタなどは、なんとかなりそうなんですが、こいつだけは要求レベルが高い(笑)だけにネックとなりそうな予感がするのです。
HP200LXには PIMの中にその名もズバリ Database というソフトがありましたが、SL-C750 にはありません。それゆえ、あとからインストールしないといけないのですが、付属の CD-ROMに入っているわけではないので(笑)、オンラインソフトなどを探してこないといけません。
あ、そうそう、データベースを何に使っているのかと言うと、見たイベントの管理です(笑)
基本的に、入力はリナザウ上で行うこととし、PC上で入力してリナザウに転送するということはしません。そんな使い方です。

重視するポイント

  1. CSVでのインポート・エクスポートができること
    インポートは HP200LXからの移行の際に必要で、エクスポートは将来他機種(他ソフト)に乗り換える際に必要。
    PC用の著名ソフト(例えばAccess)形式とのイン・エクスポート対応はそのソフトが無いと意味ナシなので不要。
    例えそのソフトを持っていたとしても、構造の違うデータ同士をどう変換処理しているのか怪しく信用できないので、目で見て確認できる CSVが安心。苦労して入力したデータベースなら、いい加減な変換はされたくないでしょう?(笑)
    また、CSVであれば大抵の PC用ソフトが対応しているので便利ですし。

  2. Note属性の項目が作れること
    改行を入れることのできるテキスト属性の項目のことです。イベントメモをここに書きます(笑)

  3. 検索機能があること
    データベースは検索できなきゃ価値半減。後で検索するためにデータを入力していると言っても過言ではないでしょう(笑)

  4. 一覧形式とカード形式の両形式で表示できること
    各項目ごとに表示するしないの設定や表示順番の設定ができること。

PC用のソフトであれば、この程度の要求を満たすソフトはいくらでもありますが、SL-C750で動くものとなるとなかなかないんですよねぇ。リナザウ・コミュニティの小ささを痛感します(苦笑)

使ってみたのは次の 2つ。簡単に使用レポートを書いてみます。

SHARP純正データベース
ユーザーによる使用レポートがネット上に無く(探し方が悪い?)、ロクに検討せずに導入したのが SHARP純正の データベース。フリーソフトではなく \2000。
\2kもするソフトにしては、飾りっけがなく開発側の都合で省略した感の強いソフト(苦笑)。パッケージ販売ではなくダウンロード販売でもあることだし、\500くらいが適正価格じゃないのか。
機能はひととおり揃っていて、イベント管理には十分。
一覧形式表示のとき、画面に表示できる項目数は 5個まで。まぁ、画面は狭いから問題はないか。カード形式表示のとき、データのない項目は非表示となる。この仕様には違和感を感じるなぁ。
時刻属性をつけた項目の入力時は、数字を入れるに従いコロンも自動的に入るような仕様だったら more betterなんだけどなぁ。

良さそうと思っていたのもつかのま、重大な欠陥に気がつく(苦笑)。なんと、汎用CSVファイルをインポートする際、時刻属性に設定した項目にデータを読み込めないのだ。読み込めるのは、テキスト項目(文字の属性に設定した項目)と数値項目のみ。
イベント(見た)記録ゆえに時刻情報は重要な要素で、時刻属性に設定した項目にデータをインポートで入れられないのではお話にならない。SHARP め、デバッグの手間を惜しんだな(笑)
対策としては、時刻属性ではなく文字属性にして、インポートする CSVをそれに合わせて文字に変換するということをするしかない。perl で出来る程度の内容だけど、出来ればやりたくはない。
さらに不便なのは、Noteなど項目内に改行が存在するような場合、よく \n が使われたりするのだが、このソフトでは 0x1F というコードが使われているのだ。普通そんなコードをテキストファイルに入れるか?
まとめると、インポートについては、時刻属性が読み込めない、項目内改行コードが特殊という問題点がある。

さて、次はエクスポートだ。CSVのインポートについてはザウルス独自フォーマットと汎用CSVの 2種類をサポートしているが、CSVのエクスポートについてはザウルス独自フォーマットにしか対応していない。この独自フォーマットは、パーソナルデータベース という SHARP 純正のザウルス用ソフトのイン・エクスポート用フォーマットで、見た目は CSVの形をしているが一般的な CSVとはかなり異なる。このフォーマットの仕様が 公開 されているのがせめてもの救いではあるが。
まとめると、エクスポートについては、一般的なCSVフォーマットには変換できず、変換できるのは独自フォーマットの CSVのみという問題点がある。

…とまぁそんなわけで、一般的な CSVファイルをインポートするのにもエクスポートするのにも一度変換が必要で、そのツールを自分で作るかテキストエディタや Excelなどで手編集しなければいけない。イマイチだなぁ。ツールを作ってしまえばいいだけの話ではあるけれど(笑)

PortaBase
フリーソフト。公式サイトは こちら。リナザウ環境と Linux環境と Windows環境のマルチプラットフォーム対応が素晴らしい。海外のひとが作っているが、日本人が日本語化に参加している。
「検索」というメニューはなく、検索をするには「フィルター」という、条件にマッチするレコードだけを表示する機能で行う。最初これに気が付かず、検索機能がないものだと思い込んでいた(苦笑)
CSVでのイン・エクスポートはごく普通。問題なし。ただし、文字コードが UTF-8 なので nkf などで文字コードを変換する必要がある。また、リナザウ環境の PortaBaseでインポートする際の改行コードは Linuxのテキストファイルと同様 0x0Aなのにも注意。ま、リナザウ上で nkf すればいいだけの話。

そんなこんなで、PortaBase を使ってみることにしました。\2kは無駄になってしまいましたけど(苦笑)
もっといいソフトが出てきたら乗り換えるかもしれませんけどね(笑)


「スカイハイ2」(仮) レギュラー出演者募集オーディション(その6)  

公式サイト: http://www.skyhigh2.com/

気がついたら、トップページに結果が出てました(苦笑)
グランプリは岩井堂聖子(いわいどうせいこ)。
ヤングジャンプ誌による審査の結果、ヤングジャンプ賞も岩井堂聖子が獲得。WEBによる投票でも岩井堂聖子が 1位。
グランプリ、ヤングジャンプ賞、WEB部門賞、全てを総なめという快挙を成し遂げたようです。
ま、それほどにレベルの低いオーディションだったのかもしれないですな(苦笑)

関連記事: BBRK 03-09-25 「「スカイハイ2」(仮) レギュラー出演者募集オーディション(その5)」


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