BBRK 04-06-17

BBRK 04-06-07 で記事にした、ザウルス向け PHS 128kbpsつなぎ放題サービス「bitWarp PDA」 を、たいした事前調査もせずに導入(笑)

私所有のザウルス SLC-750 の対応が開始された 6/15の 18時ごろに So-net のサイトでオンラインサインアップ処理（要クレジットカード）。すぐさまアカウントが発行され、So-net のメールアドレスも取得。もうこれ以上メールアドレスなんて要らないけど(笑)
そして本日 6/17朝、出勤直前に宅急便で bitWarp専用通信カード VN-201 が届く。なんなんだ、この事務処理の速さは(笑)

ちなみに、So-netの会員になるのは久しぶりだったりする。以前会員だったときはまだ So-netが ORドメインだった頃で、かな〜り昔。その後、接続環境が悪化し、改善の兆しが見られないため見切りをつけて退会、DTIに乗り換えたのだった(笑)

さっそく試してみる。
ザウルスの詳しい設定方法は So-net テクニカルQ&A の Linux PHSでのダイヤルアップ接続の設定： bitWarp PDA を見れば誰にでも出来るだろう。

届いたカードのファームウェアのバージョンは 1.50。
bitWarp PDA接続で必要となる機器認証機能を SL-C750、C760に追加するソフト bitWarp PDA/KWINS for PDA(Zaurus）対応ソフト は、それが公開された 6/15にダウンロードし既にインストール済(笑)

すぐさま通信カードを差して設定開始。Linux PHSでのダイヤルアップ接続の設定： bitWarp PDA の指示通りに設定して無事接続。ま、当たり前ですな。

・アクセス番号の末尾を変えると接続スピードを変えることができる。
  0570-570-100##64 で 128kbps接続、0570-570-100##61 で 32kbps接続となる。

・128kbpsは 32kbpsより速いが、驚くほどではない。
  どちらも圧縮サーバを介すせいか、レスポンスがいまひとつ。まぁ、リナザウでネットやる分には十分許容できるレベル(笑)

・VN-201は同じ NECインフロンティア製の AH-N401C をベースにしている。
  それゆえ、AH-N401Cで動作する CF関連機器は VN-201でも動作するようだ。デスクトップPCでは FlashGate Value（HBC-UVL1）を使って AirH" の CF型通信カードを使っているのだが 対応機種リスト にはない VN-201でも問題なく動作した。AH-N401Cが対応しているから動作するのだろう。

・デスクトップPCでの接続も問題なし。
  ただし、機器認証機能のないマシンでの接続なので、アクセス先は 0570-570-111##64（128kbps）もしくは 0570-570-112##61（32kbps）でないと接続できない。この場合、従量料金（10.5円/分）となるので、のんびり接続しているわけにはいかない(笑)

・いままで使ってきた AirH" CFE-02より明らかに感度が良い。
  外部アンテナのおかげだろうか。

・「ネットワーク設定」にバグあり。
  ザウルスの「設定」 → 「ネットワーク設定」 → 「ダイヤルアップ接続」の編集画面にある「機器認証を使用する」のチェックボックスは、設定を修正して[OK]するとチェックがクリアされてしまうというバグだか仕様だかがあるので注意。つながらなくなったらここのチェックがクリアされていないかどうか確認すべし。

しばらく使ってみて問題がないようであれば、AirH" は解約する予定。KDDI光プラスネット の パケットサービス も解除しないといけないな。

消費電流比較

電池の持ちを考えると 32kbps接続を選択したほうがいいように思えるが、この電流差85mAがザウルス全体の消費電流に占める割合がある程度大きくないと、電池の持ちに大きな差は出ないだろう。実測するしかないか。

つなぎ放題となると、遠征の移動中の暇つぶしとしてネットにつなぎまくることが予想されるため(笑)、電源の増強が重要な案件となってくる。現在は、標準バッテリー 1コとスペアの 2コ体勢でしのいでいるのだが、それだけでは心もとない。
そこで、ダイヤテック の Power Bank for Zaurus/Genio（FPS-501ST） を購入してみた。標準バッテリーが 950mAhに対し、FPS-501STは 3600mAh。3倍くらいは持ちそう。
yodobashi.com に発注。さ〜ていつ届くかな??