BBRK 09-05-11


ヴォーカルクイーンコンテストの DVDビデオ化  

[分類] ビデコ(笑)

いやぁ、この凝り性をなんとかしないと、いつまでたってもラクにはなりませんな(苦笑)

先日行われた「ORC200 第13回ヴォーカルクイーンコンテスト 本選会」を最初から最後までノーカットでビデオ撮影し(撮禁部分を除く)、昨日ようやく DVDビデオに仕上げたわけですが、作るのに要した時間を計算してみたら、なんと 10時間 にもなってしまいました(苦笑)

そんなわけで、イベント後の土日はホントどこにも行けません(苦笑)

まずは簡単に全体の流れから。

DVテープからパソコンへの取り込み(4時間)

パソコンで編集(20分 + 20分)

オーサリング(40分 + 4時間半)

動作チェックして DVD-Rに焼く(10分)

つぎに、各工程について。

DVテープからパソコンへの取り込み
編集ソフト(EDIUS neo)の取り込み機能で行います。
テープは倍速再生のようなことが出来ないので、どうしても実撮影時間 +αの時間が必要になります。
さらに、取り込み中はドロップアウト(テープからデータが読み取れずノイズが発生する)が起きていないかモニター画面を凝視し続けなくてはなりません。
ドロップアウトが起きたら取り込みを中断し、テープを少し巻き戻して再度取り込みをしてみます。これは、たまたまゴミで読み込みエラーになったような場合は、リトライすると問題なく読み込めたりするためです。
取り込み中にドロップアウトが起きていないか常時監視するという作業がとても大変なんですよねぇ、その場から一瞬たりとて離れることが出来ない張り付き作業ですから。

パソコンで編集
編集ソフト(EDIUS neo)を使用。
編集といっても、不要部分をカットして残りをつなぎ、つなぎ部分にトランジションを掛ける程度なので、20分もあれば終了。
編集が終わったら Canopus HQ Codec でファイル出力(所要時間 約20分)。

オーサリング
オーサリングソフト(TD3D)を使用。
まず DVDメニュー作成。それほど凝っていないので、40分程度で終了。
次に DVDとして書き出すわけですが、Canopus HQ Codec を DVDの MPEG2に変換する作業に時間が掛ります。
エンコーディング方法を 1パス CBR にすればもっと早く終わりますが、動画レートがあまり高くないときは、少しでも画質を良くするために 2パスVBR を選択します。

…とまぁ、そんなこんなで 10時間です(苦笑)
オーサリングの 4時間半はパソコン任せにできるので、夜寝ている間に処理させたりできますけど、他はつきっきりなのがねぇ…。

+   +   +

さて、こんなに時間が掛るのはあまりにもシンドイので、高速化を検討中だったりします。

これらの工程のうち、お金を掛ければ高速化できるのは、
・撮影素材をパソコンに取り込む
・オーサリングのエンコーディング
の 2つ。

前者については、例えばソニーのメモリーレコーディングユニット(HVR-MRC1K)を導入すれば、撮影時間の何倍(何十倍?)ものスピードでパソコンにコピーできるようになります。
後者については、もっと速い CPUに変えたり、エンコーディング専用ボード(FIRECODER Blu)を導入するなどで時間短縮が可能。

で、まずは前者の導入を考えてます。
大幅な時間短縮はもちろん、何よりも、ドロップアウトフリーになるのがめっちゃありがたいところです。
まぁ、\90k くらいの投資にはなりますけどね(苦笑)

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