BBRK 09-10-10

ビデオカメラの撮像素子→液晶表示タイムラグ  

[分類] ビデコ(笑)

ビデコ以外スルー推奨(苦笑)

ビデオカメラで撮影していて、ふと、CCD や C-MOS で捉えた画が液晶に表示されるまでの時間ってどのくらいなのだろう? と素朴な疑問を感じたので測定してみました(笑)

ビデオカメラに限らず、デジタル撮影カメラは CCD や C-MOS などの撮像素子で映像を捉え、それをデジタル処理によって映像信号にして、液晶モニターで表示したり記録したりするわけですが、このデジタル処理には非常に短いですが時間を要します。
この時間は非常に短時間なので液晶モニターを使って被写体を狙うことが出来るのですが、例えばこれが 1秒だったりすると、被写体がフレームから外れたりしても、1秒経過するまで気が付きません。
そんなわけで、このライムラグはゼロに近ければ近いほどいいわけです。

タイムラグの測定には、テストパターンジェネレータ AV-1200 を使用。
これは、1991/02/01 に \18kで購入したもので、久しぶりに電源いれましたけど問題なく動作。エライぞ!!(笑)

でもって、タイムラグの測定方法は次のとおり。
(1) テレビの映像入力に AV-1200 をつなぎ、フィールドカウント表示をテレビの画面に表示させる。
(2) テレビ画面をビデオカメラで撮影。
(3) テレビ画面とビデオカメラの液晶モニターの両方をスチルカメラのフレームに入れて撮影する。
これだけです(笑)

(3)には、テレビ画面側のフィールド値と、ビデオカメラ側のフィールド値の両方が 1枚に写ります。
その差を見れば、ビデオカメラの撮像素子で受けてから液晶モニターに出るまでのタイムラグがわかるというわけです。

1フィールドは 1/60秒なので、5フィールドだと約83msになります。
AG-DVC30 はいちお業務用機なので業務用スペックなんでしょうかね。
DCR-TRV9 は民生機で画質も悪いですが(笑)、タイムラグが小さいのは意外でした。

重いデジタル処理をしているか否かの差なんでしょうな。