BBRK 12-06-27
[分類] ビデコ(笑)
aaa VTS の撮影は、ウチのサブカメラである Panasonic HDC-TM700 に 20dBのアッテネータケーブルをかました外付けマイクを使い、録音レベルはマニュアルに設定して撮影しているのですが、再生時にいつも感じるのが録音レベルの設定値が低すぎるということ。
浮上したのが、レベルメータの振れが大きめに振れているんじゃないか? 疑惑(笑)
それを確認すべく、測定してみました。
方法は、WaveGene を使って PCから 1kHzの正弦波を出力し、それをアッテネータケーブルで減衰させて HDC-TM700 の 外部マイク入力にいれます。
メータの各目盛が点灯しはじめる位置に出力側を調整して撮影。撮影した素材を EDIUS で開き、記録されているレベルを読みました。
▼実験結果
HDC-TM700のレベルメータ目盛りと録音レベル
1つ目 | -29dB |
2つ目 | -25dB |
3つ目 | -21dB |
4つ目 | -17dB |
5つ目 | -13dB |
6つ目 | -9dB |
7つ目 | -5dB |
8つ目 | -1dB |
言うまでもなく、フルスケール時が 0dB です。
HDC-TM700の液晶画面上では、目盛の 7・8コ目は 赤色になっていて、音量大きすぎということを示しています。
上記実験時の録音レベルの設定はマニュアル設定で AGC は OFF です。
このカメラは「マニュアル設定 & AGC ON」という設定ができます。この場合、表記は AGC ですが実際はリミッタ動作になります。
実験したところ、目盛 7以上の音量時に AGC を ON にすると、目盛 6 に絞られます。
▼考察
一目盛が 4dB ステップということが判明。取説には何dB かなんて記載は一切ありません(笑)
「一目盛は 2dB 程度」というような勝手な認識があって(笑)、赤色エリア(7つ目)から 6dB 下の 4つ目あたりが常時点灯するくらいのレベルが良さげなんじゃないかと、ピークがその辺りになるように設定していましたが、それだと期待より 12dB ほど低すぎる設定になっちゃっていたんですね(苦笑)
つまり、冒頭に書いた「レベルメータの振れが大きめに振れているんじゃないか?」は正解だったわけです(笑)
今後は、6つ目が常時点灯する辺りを狙って設定することにします。
7つ目がたまに点灯するくらいを狙うべきなんでしょうけど、このレベルメータは目盛間のレベル差が大きく歪むまでの余裕が見えないので、安全のためには低めに設定しておくことにします。■関連記事
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