BBRK 22-07-19
メニューの「カスタム機能4」の「音声圧縮」にて、リニアPCM or AAC を選択できる…と取説には記載がありますが、これは取説のミスですね。
いろいろ条件を変えて撮影していて気付きましたが、「動画記録サイズ」で「IPB(軽量)」を選択すると、強制的に AACになります。
「MediaInfo」(Ver22.06)で撮影ファイルを調べてみると、「IPB(軽量)」を選択すると「音声圧縮」の設定に関係なく常に AACになっているので、キヤノンに確認してみました。
キヤノンお客様相談センターからの回答は下記。
EOS R7の動画記録時の音声は、以下の仕様となっております。 =================================================== ■IPB(標準):[音声圧縮:する]設定時はAAC [音声圧縮:しない]設定時はリニアPCM ■IPB(軽量):AAC =================================================== そのため、メニュー項目の[音声圧縮]にて、[しない]を 設定していただいても、「IPB 軽量」を選択した場合は、 あいにく、リニアPCM音声記録とならず、ACC記録となる 仕様でございます。 説明書の記載がわかりづらく、お問い合せのお手数をおかけし 誠に申し訳ございません。 |
詳細ガイドの【注意】の欄 を見ても、FHD限定の仕様としか読み取れません。
「取説の記載がわかりづらく」とありますが、正しくは「取説の記載が間違っている」ですね。
製品の仕様なのであれば、「IPB(軽量)」を選んだら、「音声圧縮」の項目はグレーアウトさせるようにすれば筋が通るのですがねぇ。
ちなみに、音声は別途PCMレコーダーで録っているので、カメラ本体の音声はタイミング合わせ用にしか使いません(笑)
この件で悩んでいるかたに向けての情報共有ということで記事にしてみました。
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22-07-30 追記
いま気がつきました(笑)
キヤノンのホームページの EOS R7 の 仕様のページ の「動画記録」項目を見ると、ちゃんと書いてありますね。
音声 | IPB(標準):[音声圧縮:する]設定時はAAC/[音声圧縮:しない]設定時はリニアPCM、 IPB(軽量):AAC |