BBRK 17-11-02


DBR-T1007 vs BDZ-ZW1500  

ブルーレイ・レコーダーのお話(笑)

TOSHIBA DBR-T1007 と SONY BDZ-ZW1500 を比較してみる!!

価格.com をはじめ、ネット上には私が欲しい観点での(SONY機の)レビューがなかったので、同じ情報を探してネットをさまよっている人のために記事にしておきます。
仕様情報をベースとしたレビューなどはネット上になんぼでもありますから、そちらを見ていただくとして、BBRK では実際の操作感を中心にレビューしてみます。

では、長い背景説明をば(笑)

いままで SONY BDZ-AT750W を使ってきたのですが、BD-R の認識が悪くなってきたんですな。
BD-R の認識以外に不満は無いものの、BD-R が認識できない(つまり再生できない)のでは困るので、買い換えを検討しはじめたわけです。
で、次もソニーでは能が無いなぁ、ということで東芝が候補に挙がってきたわけです。安いし(笑)
Panasonic は使っていますが、ユーザーインターフェイスがイマイチ過ぎて、出来れば避けたかったんですな。

かる〜くネットで調査したところ、特に問題は無さそう(FUNAIのOEMという点は気にはなりましたけど、まぁ、なんとかなるんじゃないの〜と楽観的に(笑))なので、東芝の DBR-T1007 を購入したわけです。
以前、東芝の DVDレコーダーを使っていて問題なかったということも後押しして…(笑)

そんなこんなで、東芝を使ってみたら、どうしても許容できるレベルではないことが判ったので、悩んだあげく SONY BDZ-ZW1500 を追加購入(爆)
実機確認してみた結果、ソニーで問題ない!! という結論となりました。

比較ポイントを表形式でまとめてみようと思います。

項目DBR-T1007BDZ-ZW1500
メニュー シンプルで業務用機のよう(笑)
暗めのグレー背景に白の文字で、トップ画面以外にはアイコンもなく飾りっ気なしの機能最優先な設計。
メニュー内の移動はサクサク動き、待たされることもなくて快適。
ベージュの暖色系イメージの便箋を想起するおしゃれな背景画像が AV家電ではなく白物家電っぽい雰囲気を醸し出す。
明るめの色の背景に細めの黒文字なので、文字はやや読みにくい。
例えば、設定項目でベージュ系とグレー系のテーマが選べたら万人ウケする仕様になるんでしょうけど、そんなことに開発工数は使わないわな〜(笑)
メニュー内の移動では、ところどころで数秒ほど待たされます。なんでこんなところで処理に時間が掛かるんだ? というところで待たされるので、あれっ、ボタン押し損ねた? と思うほど。
番組表 ボタンを押してから表示されるまでに要する時間は 1秒未満。
スクロールや表示する日付を切り替える処理も速い。
ボタンを押してから表示されるまでに要する時間は 3秒弱。かなり待たされる感があります。
番組表が立ち上げれば、スクロールや表示する日付を切り替える処理は速いんですがねぇ。
動作音 空冷ファンの音は一定で、音も静かなほうで気にはなりません。
電源オン起動時のメカ音は大きめ。
処理チップの負荷状況により、空冷ファンの回転速度が低〜高の間で変化し、それに応じて音も低〜高と変化するので、かなり耳障りです。
音が一定していれば脳が慣れるのですが、変化するので慣れません。
電源オン起動時のメカ音は大きめ。
特殊再生 録画した番組を早送りしながら内容チェックするという使い方をよくするので、通常再生から素早く早送り→早送り速度可変→気になったところですぐさま再生に戻る という動作の機敏さをかなり重視するユーザーです(笑)
DBR-T1007 は操作を受け付けられない期間があって、受け付けられるまで待たされることにストレスを感じます。
例えば、再生中に早送りボタンを押すと「早送り1」になりますが、素早く2回押しても「早送り2」にはなりません。
動作が「早送り1」状態に遷移完了となってから、次の早送りボタンを受けられるようになる、そんな感じです。
また、早送り状態から再生状態に戻るのも遅いです。
総じて、特殊再生はあまり使わないで欲しいとメーカーが言っているかのようです。
DBR-T1007 とは対照的に、特殊再生速度をスムーズに変更できますし、ボタンへのレスポンスも良くて非常に快適です。
私の求めているのはこれだ〜!! という感じです(笑)
チャプター打ち精度 CMの切替わり位置よりも、少し(1秒程度?)後ろにチャプターを打ってくれます。
頭出しすると、再生開始で頭欠けが発生します。
CMの切替わり位置にピタリとチャプターを打ってくれます。
全く問題ないです。
タイトル一覧 録画タイトル一覧の画面で、いまカーソルがある位置のタイトルが、音付きでサムネイル再生されるのは個人的には全く意味がないと感じますね。単なるギミックですよ。
この仕様にするなら、再生する/しないの設定をメニューに用意すべきですね。非常に鬱陶しいです。
サムネイルが表示されるだけ。サムネイル再生はされません。
タイトル削除 再生中に「サブメニュー」を使って、いま再生しているタイトルの削除ができない。
再生を停止して、タイトル一覧に戻ってから削除することになるのですが、間違って違うタイトルを消してしまわないように慎重に操作するのでストレスになります。
タイトル一覧画面で停止ボタンを押すと削除選択画面に飛ぶ作りにはなっていますが、操作数は増えます。
再生中のタイトルを「オプションメニュー」から即削除できる。
さらに、再生中のタイトル削除については、それ専用の独立したボタンがリモコン上にあるため、観たら→削除が非常にスムーズに出来てストレスフリーです(笑)
リモート視聴 DiXiM Play(無料)というアプリが必要。
視聴や録画予約などの機能が、宅内からであれば全ての機能を無料で使える。
宅外からの場合は、どの機能を使うにもアプリライセンスキーを買う必要がある(月額\108 or 買い切り\1404)。
録画予約くらいは無料で使えても良さそうなもんですがね〜。
でもって、このアプリが、とにかく不安定なんですな〜。
以前 BBRK に、リモート視聴が出来ない件を解決するまでについて書きましたが、その後、再び出来なくなってしまいまして(苦笑)、今度は何をやっても復旧できず、結局、断念しました…。
Video & TV SideView(無料)というアプリが必要。
視聴や録画予約などの機能のうち、視聴機能を使うには宅内であってもプレーヤープラグインを買う必要がある(買い切り\600)。
録画予約やタイトル一覧確認/削除の機能だけなら宅内だけでなく宅外からでも無料で使える。
宅外での視聴機能を使うことは滅多になく、予約だけ出来れば十分なのでプレーヤープラグインは買っていません。
DiXiM Playよりもアプリの完成度が高く So Good!!
さらに、DiXiM Play のような宅外アクセスのトラブルも全くなし。

「特殊再生のスムーズさ」と「宅外操作」の 2点により BDZ-ZW1500 をチョイスしました。
まぁ、ちょいちょい待たされるところがあるにはあるのですが、慣れられなくもない部分なので、しばらくは付き合っていけそうです。

というわけで、購入 2ヶ月にして DBR-T1007 はヤフオク行き!!(笑)

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