BBRK 14-05-04

今日の動き  

・ORC200 第18回ヴォーカルクイーンコンテスト＠ORC200 オーク広場（12:26-17:10）

■審査員は次の 7名
・ヤマハミュージックパブリッシング 企画推進グループ A&Rディレクター 古谷穂高
・(株)ホリプロ 永楽順子
・(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント SDグループ NADルーム開発課 齋藤幸平
・ラジオ大阪 ディレクター 池田健
・(株)カプセル 代表取締役 戸取隆昭
・第5回ヴォーカルクイーンコンテスト ティーンズ部門グランプリ受賞者 三谷桃子
・ORC200店舗会代表 発阪悟宏

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去年のVQCを思い起こしてみる(笑)

• 撮影した映像に一部欠けが発生
  前のカメラ（AG-HMC45）にて、記録に使用した SDカードの不具合で、ファイルが壊れた（正しく記録されなかった）ために映像の一部が欠落。
  このカメラで何十回と SDカードで撮影してきていますが、こんな経験は初めて。
  その SDカードは映像を取り出した後、速攻で捨てました(苦笑)
  
• コンテスト出場者の親父さんのカメラにトラブル発生
  娘さんのコンテスト出場終了後に、撮影したものを確認したら映像が記録されていなかったとか。
  さぞかし頭の中が真っ白だったことでしょうね、心中お察しいたします(苦笑)
  これはなんとしてでも補填しないと!! とばかりに、会場にいるひと（ヲタ含む）に映像を提供してくれないか頼んで回ったそうですが、断られること 4人目に出会った私でようやく OK がもらえたとのこと。
  大阪の人は不親切だな〜と思ったに違いない(笑)
  遠方からわざわざ遠征してこのコンテストを受けに来ていて、そんな気合いを入れたコンテストの映像が残っていないなんて、あまりにも不憫なので快く映像を差し上げました（完パケの BD を完成後に送付）。
  お礼はいらないとお願いしたのに、後日 \3000 のクオカードが届き、恐縮の限り。
  今年はそんな不幸に遭遇した人はいなかったみたいですね(苦笑)

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イベント終了後はヲタもだちと 3人で呑み。
お店は、「のりを 弁天町店」。

■関連記事
・BBRK 14-04-24 ： ORC200「第18回ヴォーカルクイーンコンテスト」本選会 出場者15名

コンプとオーク広場(笑)  

昨年、突如として現れたクレーマー（こんなハッキリ書いちゃってええんかいな(苦笑)）対策として、PA にコンプを導入（楽器用のそれとは違って、全然安くない機材ですよ）し、現在チューニングしながら「歌姫ライヴ」を開催中というのは BBRK で既報 の通り。
現在もまだ、ちょうど良い設定値を見つけられていなくて、試行錯誤中なのです。

同じ会場で開催の「ヴォーカルクイーンコンテスト」についても例外ではなく対策が必要で、PA の担当業者は「歌姫ライヴ」とは違いますが、コンプを入れて過大音量にならないようにしていました。

音量のピークを、あるレベルより上がらないように制限するには、リミッタという機材でも実現可能ですが、リミッタでは聴感上の違和感が避けられないだろうという判断でコンプを導入しています。
ORC200のエライひと のお話では、大規模な野外イベントでもコンプは使われているそうで、その用途としての製品を導入しているそうです。

で、この日の「ヴォーカルクイーンコンテスト」においても、コンプによる前回の「歌姫ライヴ」で起きたのと同じ現象が発生していました。
「歌姫ライヴ」での反省を踏まえて設定値を調整したとのことで、程度はかなり改善されていましたが、気にならないレベルにはなっていなかったですね。

さて、ここで、歌イベントの観覧環境として、ORC200オーク広場という会場はどうなのか? について書いてみます。
今までこの会場で数え切れないくらい(いやいや数えようと思えば数えられますよ(笑))の回数の歌イベントを観てきている私ですら、あまり気にしていなかったのですが、コンプ導入に際して、会場内を動きまわってリスニングポジションをあちこち変えて、聞こえ具合を確認してみて、認識を改めたことがあります。

オーク広場には屋根があり、その屋根がかなり高いところに設置されているので、会場の残響が非常に大きく、それが歌を150%うまく聞こえさせている…というのはご存知のとおりです(笑)

その残響のせいで、歌イベントの場合はステージ（正確にはスピーカー）の近くでないとボーカルの輪郭がかなり聞こえにくいです。
その影響は思いのほか大きくて、今回のコンテストの審査員席あたりでは、スピーカーからの直接音よりも残響音のほうが大きいような状況で、明らかに聞き取りにくい感じでした。
つまり、歌が聞きとりにくい場所に審査員が座っているということです。
いやぁ、これにはビックリ、要改善ポイントですね。
ロングトーンの多いバラードなどでは150%効果(笑)が出ますが、アップテンポな曲では歌詞が聞き取りにくくて明らかに不利です。

さらに、そんな状況である上に、コンプによる音質の劣化があります。
S/Nの劣化のようなスペック的な音質の劣化のことを言ってるのではありませんよ!!(笑)

スピーカーの近くで聴いていても、歌声は聞こえているんだけど、目の前のスピーカーとは違うどこか遠くの方から聞こえてくるような、まるで急に耳でも悪くなったかのような違和感のある音に変わってしまう、という劣化です。

イベントの最初から最後まで、ず〜っとそんな音なのならばともかく、曲中のところどころで、普通の音からそのような音に切り替わるのです。
聴いてて気持ちよくないですよ、この現象(苦笑)

なぜそのような音になるのか…。
ステージ上の「返し」はコンプを通していないため音量は一定。
「返し」は客席に向いていませんので、このスピーカーから出る音のうち中高域の成分は客席には届かず、客席で聞くと、かなりこもった音に聞こえます。リハーサル中に聞こえてくるこもった音はこの音ですね。
オーク広場は音が反射し残響がある空間ですので、音がこもるだけではなく、間接的にボーカルが聞こえてくるような音になります。

「返し」から出ている音は意外に大きな音で、通常はお客さん向けのスピーカー（メインスピーカー）の音が大きいので「返し」の音は気になりません。

いやぁ、説明が長い(苦笑)

このような状況下において、メインスピーカーにはコンプが入れてあるので、次のように音量が自動的に調整されてしまいます。

1. 出演者が歌中に声を張る
2. コンプが規定値をオーバーしそうになることを検出してコンプを掛ける
3. メインスピーカーから出る音が小さくなる

上記の 2 でコンプが掛ったときに、聴感的に音量が下がってはいけないんですけど、実際は下がっちゃうんですね〜。
ここが、コンプを入れた狙い通りにいってないところなんですな〜。
そもそもの音量が大きすぎ、かつ、超えないように狙っているレベルが小さすぎるのでしょうかね??

メインの音が小さくなると、相対的に大きくなるのが「返し」の音です。
上述したように、「返し」の音は「こもった音 + 間接的に聞こえるボーカル」です。

ステージ前のような「返し」に近いところでは、「返し」の音の影響度が高く、メインの音が下げられている状態では、ボーカルが間接的に聞こえる状態となり違和感となるわけですね。

とまぁ、記録の意味も込めて詳細にずらずら書きましたが、気になるのはただひとつ。
果たして、コンプで違和感のない音でかつピークを下げることは出来るのでしょうか?
ORC200関係者、PA関係者のみなさまの尽力に期待するしかありませんが、実は無理なんじゃないのか?
なんて思っていたりします(苦笑)

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それにしても長文ですな〜(苦笑)
Twitter など短文に情報を詰め込むという昨今のトレンドから、完全に逆行してますな(笑)

誤解されないようにきっちり書くと、どうしても長文になってしまいます。
ま、本当に興味のあるひとしか読まないサイトですから、この方針でいいですわな(笑)

今日のお宿 - カプセルイン大阪  

さっすが GW、ちょっと予約するのが遅れたら、見事に空室がなくなっちゃってました(苦笑)
というわけで、カプセルにせざるを得ない状況に…。新今宮系(笑)は怖いので…(苦笑)
全カプセルに ACコンセントが付いているということで、ここをチョイス。

■ カプセルイン大阪（楽天トラベル）